・80年代初頭レニングラードのロックシーンを描いた映画。しかも実話ベース!と聞いたら観るしかないだろ。
・白黒の時代でもないのに白黒にするから分かりづらい。こういうヒストリカルな作品に実験的な映像は不要。もっと当時のソビエトを見せてほしかった。
・人が多すぎて何がなんだかよくわからない。共同アパートで関係ないエキストラも混ざりまくるし。
・韓国人?そうか、強制移住させられたもんね。
・ソ連ロックが題材なのに、英米のロックのオンパレード。僕みたいなロックおじさんにとっては何百回も聴いた曲ばかりなので、うんざり。
・キノはソ連ロックの歴史を変えたらしい。たしかに英米のロックとは違う独特な感じしたが、これだけだと全然魅力が伝わらない。
・モット・ザ・フープルのあの曲のアレンジは良かった。
・結局、軽い恋愛エピソードと英米ロックのリスペクトPVを見せられただけで、彼らソビエトのロックスター達の偉業とは何だったのか?ちっとも伝わってこない。
・でも自宅軟禁されてるのによく作ったね。監督さんはよくやった。
・英米の文化を賛美することがロシアにとってのロック。レトはそれとは違う方向性を示したっぽい感じがするが、意味のない歌詞しか歌えないのは悲しい気もする。
・ロックの人気がないフランスでこの映画がブレイクするというのもよくわからん。