ブラック・クランズマンの天狗jetのレビュー・感想・評価

S・リー監督とＪ・ピール製作と差別問題への強烈なメッセージと、娯楽性を両立できる稀有な二人がタッグを組んだ作品。
今回も当然両立が出来ています。

映画と相性のいい潜入捜査作品で緊張感を保ちつつも
差別問題への様々なアプローチがなされていました。
色々見逃していたんだろうなと思い、鑑賞後に調べたら案の定取りこぼしでいっぱい。

痛烈なメッセージで綴られるラスト。
差別問題は解消化されるどころか複雑化していく一方。
監督や製作陣の怒りと警鐘が伝わる作品。