「72才を超えたら?」
序盤から観ている人を不安にさせ続ける映画。
序盤の主人公のパニックになっている様子から始まり、
恋人との行き違いが顕著に出る会話。
訪れた村でも見てしまう幻覚と理解しがたい風習と村人たち。
後半になって恐怖ではなく狂気を見せるホラー映画なのではと感じました。
この狂気をA・アスター監督が描ききっています。
もし他の監督が描いていたら、カルト教団に潜入しただけの
もっと分かり易い映画になっていたのでは?
感想を見てもそうですが、
今迄になかった映画として受け入れるか、
気持ち悪い映画として拒否してしまうか、
かなり観る人を選んでしまう映画のようです。