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バハールの涙のgenarowlandsのレビュー・感想・評価

バハールの涙(2018年製作の映画)
4.0
従軍記者メリー・コルビンの伝記「プライベート・ウォー」を観たいので、その前に同じくモデルとした『バハールの涙』を観ました。

こんなに息苦しい戦争の映画を観たことがありません。奴隷から逃れてきたクルド人女性達が兵士として銃をもち戦います。「女 命 自由」と歌いながら、女性に殺された男性は天国へ行けないと恐れられて。

終わることのない闘いが続き、息詰まる緊張感が全編に漂い、希望を求める前に、悲劇を直視せよと、現実から目を反らさせません。

ところで自爆兵のことをクルド語でカミカゼと言っていたように聞こえました。
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