イタリアの海沿いの小さな寂れた町でDogmanという犬のトリミング店を出している気が弱くて優しいマルチェッロ。幼なじみの悪い友達シモーネが犯罪へと道連れにしていきます。
暴力シーンばかりで途中、席を立とうかと思ったくらい、悪い友達シモーネは強過ぎて非情。
我慢して最後まで観たら、とんでもなく不思議で幻想的で、不条理さが可笑しかったです。
あの廃れた町がもうそれだけでやりきれなくなる雰囲気を出しています。かつてリゾート地だったような廃墟です。イタリアだからといっても遺跡や文化的なものが全く出てこない映画です。過疎の廃墟。
◆追記
実話だそうです。(驚)
凄いわ、いろんな意味で。
ディープ。