トロント国際映画祭にて。
ペネロペとハビエルが元恋人の設定で共演。スペインが舞台のミステリー&人間ドラマ。リカルドダリンも出てる。
友人の結婚式のため旦那を残し娘と故郷へ帰った女性、昔の恋人に会う、娘がいなくなる…誘拐…?それとも…?
サスペンスなんだけど、事件の行く末と同じくらい興味を引くのが登場人物たちの変化、というか人間の「本当は見られたくないだろう姿」のあれこれ。
あとからじわじわくる。あれはあれなのか?とか思いを巡らせながら考える。
語られる以上に幾重のドラマが裏にあるよねえ(しかもスタボロ)
ファルハディこういう人間の心理とか触れたくない本能みたいなやつをじわり描くやつ得意だね。
内容こそ違えど同監督の「彼女が消えた~」を観た後と似た感覚。