にっきい

アメリカン・アニマルズのにっきいのレビュー・感想・評価

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)
2.8
ホントに女の人出てこない…。

劇場でポスター見て気になってた作品だけど、内容はほぼ知りませんでした。
フィルマその他で結構評価が高いので観に行ってきました。

自分達は特別だと夢を見るダメ人間の話し。
数年前イーストウッド監督作で事件解決した当人達に演技をさすと言う荒技の作品『15時17分、パリ行き』がありましたが、今作は犯人側の話しなんで被害者だけじゃなく実行犯出ちゃってます(笑)
そして良くある「実話を元にした」ではなく「実話です」と言い切っちゃってます。
でも人間の記憶なんて曖昧なんですね。
日本円にして12億円ものヴィンテージ本の強盗を起こしておきながら、犯人たちの証言がバラバラ。
それに合わせて再現フィルムみたいな本編の映像が変わったりするので、当人たちは真面目にやってるんだけど、前半はコメディみたいな軽いノリでした。
でも犯行決行のところからどんどん重苦しい展開になってきます。
実話だから当たり前なんだけど、ひたすら失敗の繰り返し。
娯楽作として作りながら犯罪賛美にならないようにしてあるのは良いけど、後半があまりにもたついてて、観てて退屈でした…。

チケット買う時僕は良い席より隣に人の居ない席を優先するんです。
で今作はそれ程混んでなかったから両隣4〜5隻空いてる席を取ったはずなのに、シアターに入るとその辺りに老夫婦が座ってる。
おかしいと思いつつ席まで行ったら、案の定僕の取った席に座ってた!
チケット見せたら後ろの列に行ったり前の列に行ったり。
見やすい席に座りたいのはわかるけど、予約してるんだからちゃんと座れよ!
にっきい

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