2023年 鑑賞 23-171-30
BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて
渡辺一史さんの、全身の筋力が徐々に衰えていく進行性筋ジストロフィーという難病を抱え、北海道札幌市に在住していた鹿野靖明を取材したノンフィクション書籍「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」を原作に、「陽気なギャングが地球を回す」「そして、バトンは渡された」等の前田哲監督による、1人では体を動かせないうえ、人工呼吸器の使用により痰の吸引を24時間必要とする鹿野(大泉洋さん)が選んだ自立生活と、それを24時間体制で支えるボランティアたちの交流が描いた作品。
スコアはつけられないと感じたため、スコアは遠慮させていただきます。
ー 自由を求めボランティアの気を引きたいため言葉を武器にした愛しき男 ー
カップラーメンフゥフゥや水飲ませてや背中かきなどの鹿野ハーレムデー、鈍臭い田中久(三浦春馬さん)とモスバーガーだよ！、安堂美咲(高畑充希さん)が田中の偵察と勉強のためのボランティア、泊まりボランティアキャンセルと田中&美咲がボランティアに参加させられる、美咲を気に入る鹿野と夜中にバナナを買いに行かせる鹿野、おそらく美咲と二人きりになりたい鹿野が田中への無茶振り？だったが... 、「なんか美咲ちゃんに食べさせてもらうと美味しいね」と食い気味の「味は一緒です」、エロトピアと田中の小さな復讐？、尻の床擦れと「美咲ちゃんに拭いて欲しかったのに」、デートと煙草と田中の発言と「うるさいっ 俺の勝手だ」と一蹴する鹿野、美咲のブチギレと鹿野のイライラ「鹿野さんは何様？障害者ってそんなに偉いの？ 障害者だったら何言ってもいいわけ？」「もう二度と来るな！」、鹿野と田中のA●鑑賞会「そこで止めて」、鹿野の美咲への謝罪状 代筆は田中「でも俺のことも理解して欲しい 君に恋をしてしまったから」と困る田中、田中と美咲と大木と美咲のお願いが... 今ここで●●、ウエスタンの格好の鹿野と外出と焼肉と浮気されて離婚の過去、鹿野の夢とアメリカへ行くことと有名になること、美咲の好きな歌「キスしてほしい (トゥー・トゥー・トゥー)」(from THE BLUE HEARTS)、はしゃぐ鹿野と腹を下した鹿野と昇天... 、「落ち込んでない」「大丈夫 気にしてない」って連呼する人ほど凹んでる、美咲の●●を●●●た過去話しはナイスフォロー、カセットテープと鹿野さんは自由？、鹿野母光枝(綾戸智恵さん)と口喧嘩親子とやっぱり母強し、講演会のシーン刺さった！、美咲の手作り弁当と感動する田中、美咲の嘘と絶望の田中と2人のすれ違い？、美咲のカミングアウトと嘘を本当にしちゃいなと言う鹿野と励まされた美咲、健常者も障害者も同じ人間としての立場は対等、鹿野の過去の嘘と鹿野は親に甘えたい？、田中の来訪と美咲の退所、初詣と美咲の願いと田中の表情、田中父の猛(佐藤浩市さん)からの苦言、鹿野ボラを辞める電話と「俺が人生楽しんで何が悪いだよっ！」と新ボラ募集、鹿野&美咲のランチに誘われた田中は断り... 、バイト仲間同士での女子トークと美咲と美咲以外との温度差、美咲が見つけた●Vと攻めた質問、手を握り見つめ合う2人と雷鳴&雨と干したままの洗濯物、美咲はもうボラに来ない？とそれを聞いた田中は... 、鹿野の感情とひとりになりたい鹿野と... 、「●っ●●触らせて... 」と鹿野の不死身伝説、えゅ？そのまま入院？と気管切開？と「鎖に繋がれた犬かよっ！」、鹿野のため奮闘する田中と鹿野の「ありがとう」と「俺のおかげだな」、鹿野のイライラとボランティアたちのイライラ、無断外出と体調崩す鹿野、財布の写真と鹿野の過去シーンが... グスンッ、鎖に繋がれ武器を失った鹿野の願いとは...
切開してからのシーンは... 申し訳ない... 色々思い出しちゃうからさ... まともに観れなかった 泣いちゃうしさ、姉大変だったんだなとか、あの音私やっぱ思い出してしまう、とか思いながら泣いた... 、その後のコメディシーンの差でより面白かった！、田中と美咲のシーン重い！優しいだ優しくないだ、ベットインだ同情で何でもだの同情じゃないかもしれないだの... 男女関係の空気が悪くなる展開は超重い！コメディシーンからだから超超重い！、鹿野が●●●●と●●たと「お●●●触りたかったんでしょ」と「よくやった 鹿野ぉ！」、痰吸引の法的制限とボランティアたちは鹿野の家族、病院という鎖に繋がれているのが嫌で早く家に帰りたい鹿野と鹿野ボラが鹿野に24時間付いている「鹿野ボラ舐めないで下さい」、痰吸引の研修会と鹿野の覚悟と田中からの電話、鹿野&田中の会話と患者に寄り添える医者と鹿野から金言たち「俺はそう(田中は俺の友達だと)思ってる」「正直に生きてるか？お前」と去る田中、鹿野退院パーティと鹿野のスピーチいいっ！「みんなに出会えて 本当に 良かった 本当に本当に ありがとうございました」、プロポーズと大切な人だが指輪は受け取れない訳は... 、あの少年は... と「手を貸して下さい」、鹿野の昼寝が増え... と鹿野一行が旅行へ、「羊 美味そう！」と鹿野ハーレム その2、美咲への電話と鹿野サ●●●●、泣いてる？田中と2●の●●り、乾杯と「出来る男ぶるのやめろ！」、美咲の気持ちと「僕も自分の気持ちに正直に生きてみます」、医者へ再チャレンジの決意とあの3人の会話はやっぱ最高だわ！、感謝と夜明け！3人の第2章が始まる？
●●といなり寿司と●●への手紙、●の●から見張っていると最高の医者と最高教師とあの色紙、やっぱりあそこ行ったんだね！超最高の思い出だ！「トゥー・トゥー・トゥー... 」って...
いやぁ鹿野さんと周りのボランティアたちの迫力に圧倒された！みんなめっちゃ良かった！萩原聖人さん、渡辺真起子さん、宇野祥平さんの演技も凄く良かった！高畑さんの真剣なシーンも、怒りシーンも、コメディシーンも全部一級品だったし、三浦さんもああいう役は持って来いだな！父親に意見を言うシーンもウルっとした！大泉さんもヤバかった！喋っても、喋れなくても、あの昇天のシーンも、キレて怒鳴るシーンも、下ネタ言っているシーンも全部良かった！そして、綾戸智恵さんが物凄く良かった！彼女の関わっているシーン(出演しなくとも、彼女のことを話しているシーンも)グッとウルっときた！鹿野さんの考えていること(周りに頼る勇気や障害者と健常者の立場など)や日本の現状のことや家族のことは、目から鱗とたまに水分が流れた！改めて今自分の考えてなかったことや障害者の意見を聞けたこと全てが学びだった。
あと色々思い出して取り乱してすいませんでした。
余談:本当にいい役者さんを失ったダメージは大きいです(謎の自殺とか諸説あるが、私はきっと自殺ではないと信じたいです)。また映画の世界に会いに行きます！
「キャンセルってなんだよそれぇ〜 泊まりの子らがいなかったら俺はどうなるよぉ〜 一人じゃ寝返りもうてねぇんだぞぉ ふざけんなよあいつ！ どうすよぉ〜 筋ジス舐めんなよぉ〜 」
「ボランティアだってみんあ自分たちの大切な時間割いてさ 世話しに来てやってんだよ！」「来てやってるってなんだよ 彼だって俺から色々学んでんだから」「それは優しさでしょ？ なんでそんなこともわかんないの？ 誰も来なくなるよ」「いいよ 誰も辞めないよ みんな俺を愛しているもん」
「結局誰かの助けを借りないと出来ない事だらけだからさ 思い切って人の助けを借りる勇気も必要なんだよね」
「俺が本気で(親に)甘えたら介助以外何にも出来なくなるっしょ 親には親の人生を歩んで欲しいっていうかさ 子どもの病気は親に原因があるって言って謝られるのも辛いしね それにさ障害者の世話は家族がするのが当たり前っていうこの国の常識に 俺もささやかなながら抵抗してるわけよ」
「あの人のわがままは命がけなんです 鹿野さんには言葉が唯一の武器なんです 自由を奪わないであげて下さい」
「俺のボラはみんな俺の家族なんだよ その家族のせいで例え死んだとしても 俺は一切文句は言わない」
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