ふたば

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のふたばのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

2024年3月11日、図書館レンタル
ひとりで鑑賞

大泉洋がいきなり何人もの介護士?をこき使うシーンから始まって、いきなり「あ、これ好きだわ」と直感した

あぁ、三浦春馬でてるんだっけ…顔見ると胸が痛むね。この頃の顔みると真面目だけど鬱ではなさそう。ていうか介護士?4~5人いてさらに三浦春馬と高畑充希を雇える財力すごくない?どうなってんの?

開始7分で早速「バナナ食べたい」出た!ここがタイトルか!

深夜2時にたまたまバナナ食べながら鑑賞しました

城之内くんていうまた若いヘルパー?ボランティア?のセリフで「生きるとは迷惑をかけ合うこと」刺さるね

うわっ、三浦春馬とキス出来る高畑

車椅子でトイレ間に合わなくて大便漏らすあの絶望とか羞恥心とか…経験あるから、つらくなった

え!?母親役、綾戸智恵!?この人演技も出来るの知らなかった。

医学生の三浦春馬と付き合ってて教育大生と嘘ついて付き合ってたのバレて喧嘩なった高畑充希。大泉洋にその話したら「口だけが武器のオレなんて嘘つきまくりだよ」私も足が悪いから口が武器なんだよね、一緒だ

城之内くん辞める時、「本当に苦しんでる人を助けたかった、大泉洋は人生謳歌してる」…障害者は可哀想だから助ける、可哀想な存在であれみたいな健常者の考えあると思ってたからいい事を炙り出してるなと思った▶三浦春馬が父親に向かって人工呼吸器をつけずにマスクで呼吸を助けるためにお願いする「鹿野さんにとっては言葉だけが生きる武器なんです」という…私も足が不自由な時点で執筆や発声などが残された道具

結局、呼吸がもう出来なくて長年の主治医の元で気管を切開して人工呼吸器になり声を失う。病床で目覚めた大泉洋は母と無言で気持ちを通じ合わせる。ずっと母にきつく当たっていたのに、母の偉大さ深い愛を思い知る。母の回想シーンで12歳で筋ジストロフィーと診断された直後に母が大泉洋を連れて無理心中しようとしたら大泉洋が死なない!と抵抗し母は抱きしめて謝り泣く。▶先日みた映画版1リットルの涙も母娘で抱き合って痛みを分かち合うシーンがあったな

人工呼吸器を付けた状態でも発声して会話できるようになったけど、その前と同じ声量っていうのが違和感。ちょっとかすれてるとか声出しにくそうな方がリアルなのに

お互いに両思いなのにすれ違う高畑充希と三浦春馬。恋敵だったのに2人を復縁させて、めでたしめでたしの7年後に時飛ばしされて大泉洋・死去。

手紙「お母さんの愛情は痛いほど染みていたのに拒絶してごめん。それがオレの生き方だったんです」

高畑充希が夢だった教師になって、大泉洋との思い出の曲、ブルーハーツの「キスしてほしい」を教え子に聞かせるシーンでラスト

2002年に42歳で亡くなったなら、1リットルの涙の木藤亜也ちゃんとやっぱり近いね。

◆1日いちにちを無駄にしない。正直に生きる◆

②2024年3月12日、午後。母が1人で鑑賞

なんか最後に本人が出てくるところ前に見たことある。いやーまあ余命が20歳とか言われて42歳まで生きたって事で、それを先生の言葉を裏切ることがそれ以上に生きられた事は良かったなと思うし。あーゆうボランティアさんの中で生きていけたって事、すごく恵まれたのかなと思うんだけど。北海道だったよね。
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