このレビューはネタバレを含みます
これは絶対に2回目も観ようと思います。
最初はどうしても登場人物に感情移入できなかった
なぜ2人は惹かれあったのか
なんでそんなすぐ不思議な力を信じれるのか
辛い過去があるとはいえ、なぜ主人公はいつも自分が一番可哀想というスタンスでいるのか、それを彼女に支えてもらうことが当たり前になっているのか
しかし最後の伏線回収で、同じ力を持っている彼女の視点から彼を見た
決して人付き合いが得意とはいえない彼が、勇気を出して自分のために声をかけてくれた
実際に命を救ってくれた
そして1人の男性としての魅力も感じて
ここで初めて2人が惹かれあった意味が分かった
2人の間に流れるどこか悲壮感のある雰囲気が奇妙で、なぜこんなに悲劇のヒロインヒーローのように振る舞うのか？と感情移入できない部分があった
しかしお互いがお互いの運命を知りつつ、どうにかもがいていたと言うことがわかり、すべて辻褄が合った
素敵な話だった
