「死を目前にした人間が透けて見える」という不思議な瞳「フォルトゥナの瞳」を持つ不遇の主人公を、『君の名は。』で才能を遺憾なく発揮していた神木隆之介くんが演じる。
運命とは？人生の選択とは？
選ばなかった選択で失うものと、
選んだ未来に対する責任と。
百田尚樹氏原作だけあって、一筋縄では終わらない最後に二度感動が押し寄せる本作。
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』しかり『雪の華』しかり、男性は自分の目で見た世界内で繰り広げられるストーリーの中で生きているんだけど、
実はもうワンサイド女性側にはまた別のストーリーがあって、そちらが実は本筋で、
全ての事情を知っているのは女性だが、
多くを飲み込み、諦め、手放し、それでも人知れず覚悟して、愛し抜こうとする、って、ある意味 男女の真理なのかもとさえ思う。
