kirito

皇帝ペンギン ただいまのkiritoのレビュー・感想・評価

皇帝ペンギン ただいま(2017年製作の映画)
3.4
【産毛】

驚きと感動の映像叙情詩。

この映画…侮れない。
これは開始5分のkiritoの感想である。

たしかに以前から疑問に思っていたことがある。
海から帰ってきたペンギンはどうやってこの膨大な数の仲間の中から自分の子供を見つけるのだろうと🤔

人間は到底生きていけそうにないこの極寒の地。
銀表の世界に住む皇帝たちの物語。

動物の世界は基本そうだが、生まれた時から死と隣り合わせであるという。
ペンギンは卵の段階で親が少しでも温め方をミスると産まれてさえ来れない。
これがこの凍てつく世界かと。

さらに産まれてからも雛を狙う天敵や氷の割れ目、そして母なる海が牙を剥く。

内容はNHKでやってきそうなドキュメンタリーだが、やはり動物の世界は奥が深い。

ペンギンについてまた一つ知見が深まった。

しかしだ。
あの雛のモフモフ感…たまらなく愛おしい。

2019.2.18
kirito

kirito