うめまつ

恋をしましょうのうめまつのレビュー・感想・評価

恋をしましょう(1960年製作の映画)
3.8
あの弾力性しか感じない身体に顔を埋めて眠りたい。スカートを履き忘れたとしか思えないニット1枚で、ポール伝いに降臨するマリリンに気絶寸前。トレンチコートの下のムチムチレオタードとか、色々溢れそうなエンパイアドレスとか、悩殺衣装のオンパレード。バターミルクって飲み物さえ性的に見える。なのに性格は純真無垢という男の願望剥き出しの設定すらチャーミング。その上ぶきっちょな編み物してるとか狡いなもう!

クレマンの億万長者ならではの悩みも嫌味がなかったし、アマンダを口説く為に笑いやら歌やらダンスやらのモテテク?を超一流に習ったりしてお金の使い方が斜め上。ラブラブ妄想シーンとおじさん達の恋の参謀会議が微笑ましい。「悲しいことに僕は金持ちだ。感謝は持ってる物でしか表せない」って台詞が好き。
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