このレビューはネタバレを含みます
2019 11/26 104
きらんきらんでよかったです。
青いウィルスミスがふつうのウィルスミス化したりジャスミンが初の女性サルタンになれたり現サルタン役の人ホアキンフェニックスに似すぎだったり、いろいろとかなり現代化していて新鮮でした。
でもジャスミンの扱いがフェアになればなるほどI can show you the world♪の何を勘違いしているのかぶりが引き立ってしまうみがあり、アラジンといえばこの曲ですがディズニーには詞の耐用年数問題もあるんだなと思いました。個人的には男声パートと女性パートを入れ替えるか歌詞自体を刷新しないとマンスプレイニング不可避かなと思いました。アラジン、きみというやつは!
看板作のリブートはいま水準のカルチュラルな批判に耐えうる作品にするために作り手がどういう采配をふるうのか、それをみているだけで興味深いです。だから最後のウィルスミスの提案における「い、いままでのあれこれはじゃあなんだったんですかね?!」性などはべつにどうでもよいのです。
それにしてもサルタンのひとホアキンじゃなかった事件のショックが大きくて…。えー!こんな映画にも出るんだ〜!新鮮〜!とか、いっぱい言いながらみてしまった。