普通かなぁ～。途中で寝そうになった。何がそうさせるのか考えてみたところ、先が見えているのになかなか話が進まないところかもしれない。それは予告編が犯した失敗ではなかろうか。例えこの原作を知っていたとしても、この作品でしか観られない見所とか変更された何かがあるかもしれないのに、予告で分かるところまで分かるので、驚きもなければ展開も想像できる。だから眠いのなんのって。
スティーブン・キングの独特の怖さはあった。忘れたい過去の恐怖の記憶とか、人間にはわからない超常現象の恐ろしさは顕在だった。あの夢のような雰囲気と、やたら湧いて出る森の靄は、80年代ホラーっぽくてそれはそれでいいんじゃないの、とも思った。
