このレビューはネタバレを含みます
前回から数年後、現実の難しさや彼女との関係に悩んでいる前作の主人公が、ブレイブストーンであったときの万能感を忘れられず、再びジュマンジを起動してしまう。
それを追って、前回一緒に旅をした仲間と、意図せず新たなキャラクターがゲーム内に入っていく。
前作同様ゲーム内のお約束ごとはありつつ、仲間同士の掛け合い、お互いに理解を深めながら、冒険を進めていく。
前作同様、ある程度予定調和な感じでストーリーが展開していくので、安心してみれるのは良いポイント。
前作と違うキャラクターが割り当てられる、新キャラ同士のやりとりなど前作と違う要素は盛り込まれているが、そこまで大きく変わったという感じはない。
人数が多くなってしまったからか、個々の内面などの深堀りは少なく、全体的に内容が浅かったように感じたのが残念。
また、前作と似たような既視感を覚えるシーンが多くあり、これぞ新作という印象もなかった。
逆に言うと、期待値が最初から高すぎたからなのかもしれない。
前作の期待値をもってみると正直物足りないという映画ではあった。
とはいえ、アクションシーンは見ごたえがあり、安心して観れるという強みは引き続きあるので、頭空っぽにして観るのには楽しめる。