シミステツ

七つの会議のシミステツのネタバレレビュー・内容・結末

七つの会議(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

東京建電、結果主義の鬼、絶対的存在、北川部長。営業2課はノルマが厳しすぎるなかでの未達が続き風当たりが強い。

期待値調整とか社内営業って大事。
八角は適度にサボり、ノルマも最低限、怠惰な人間。パワハラで異動処分になる坂戸。信頼を置くものの助けない北川。

八角は昔エリートで係長になってから怠惰になった。北川と八角は同期。という匂う設定。

経理VS営業。転注の裏を暴こうとするも経理部は不発に。

セルーラのリコール隠し。
トーメイテックのネジは強度が足りない。
坂戸は発注コストを下げて成績を上げていた。
全容を把握するために北川と八角が対応。
ねじ六に変えたのも真っ当な理由。

航空機用、列車用の椅子に使われているネジも。
2000億円リコールにかかる。

責任逃れの社長。
一番真っ当なのが八角という…。
有休使ってたのもお墓参り。

ゼノックスの御前・徳山社長も隠蔽へ。
出世レース、上司のいいなり。正義。
会社の常識が世間の常識を超えてしまう、
日本らしい体質問題。

「これは、俺たちの、ノルマなんだ」
「これは絶対に果たさないとな」

「この世から、隠蔽はなくならない。絶対に」

歌舞伎役者が多いだけあって凄みがある。