グロホラー作家の平山夢明原作で、
極彩色の使い手、蜷川実花監督。
殺し屋専用の飲食店で働く店長とメイドのアクションラブストーリー。
映像もストーリーも素晴らしいはずなのだが、蜷川実花の自慢話を2時間聞かされてるような感覚になる。
「私が声をかければ、こんなに芸能人が集まるのよ、凄いでしょ」
「私は色彩に関しては天才なの、凄いでしょ」
ばっかりで、鼻についてしまう。
自分自分の2時間。
もうちょっと我を抑えて、
原作の雰囲気に寄せる努力があってもいい。
極彩色の「鮫肌男と桃尻女」という感じでした。ああいうノリが好きならなんとか楽しめる。