松坂桃李よき!!!
鈴木亮平よき!!!
この世界観と東映の昔ながらのロゴ、そして安川午郎さんのメインテーマを聴くとそれだけで盛り上がれます♪
続編が公開されたこと自体が嬉しいですね(^^)
楽しんで鑑賞しました。
ただ、どうしても前作と比較してしまい気になるところがあったのも事実。
しっぶ〜〜〜いカッコいいオジサンが出てこないのが残念というかコレジャナイ感もあったりします。
物語的に若手との世代交代の狙いもあったのか?オジサン達がコミカルに格好悪く映っており、そこが良くも悪くも前回とのギャップでした。
アクションやバイオレンスシーンは今回の方が多いはずなんですが、前回の方が迫力があったなぁと。
飛び交う怒号がちと弱く感じてしまったのもあるかもしれません。
おそらくそれは役者の演技の問題とかではなく、怒号が飛び交う背景が弱く感じてしまったからかもしれません。
あと、最後の展開とかはやりたいことは分かるんですが、ちと無理矢理感があってノレず(>人<;)
何より西野七瀬は申し訳ないけど完全にミスキャスト…。
なんで彼女をキャスティングしたんだろう…。
この物語の中で広島の女を演じるには圧倒的に迫力と説得力不足。
単純に感情の振れ幅が観客に伝わらなかった…声量なのか声の出し方なのか涙の流し方なのか、気持ちはきっと作ってるとは思うんですが、技術的なところで届かず…という気がしてしまいました。
ただ、日本映画界の熱というか気概は非常に感じる作品であることに変わりはありませんし、松坂桃李がこの世界観の中でギラつく姿はまだまだ観ていたいです。
白石監督による映画撮影現場の改革(ハラスメント講習やリスペクトトレーニングetc.)などもあり、そのあたりすごくすごく良いことだなぁと感じました!
総合的に観てこのシリーズはずっと応援していきたいと思ってます。
今作は明確に『孤狼の血』と『凶犬の眼』の間を繋ぐオリジナルとして製作がスタートしたみたいですし、ラストも『狂犬の眼』に繋がりそうな終わり方ですから『LEVEL3』を期待して待ちましょう!