かおる

ザ・ゴールドフィンチのかおるのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ゴールドフィンチ(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

13歳の時にメトロポリタン美術館での爆発テロで母親を失ったテオは、波乱万丈な人生を余儀なくされ、大人になる。そんなテオの数少ない希望の1つは、爆発の後の美術館から密かに持ち出してたカレル・ファブリティウスの絵画、『ゴシキヒワ』=The Goldfinchだったが…

約2時間半ですが、長くは感じなかったです。雰囲気もけっこう好きです。
意外と子ども時代のシーンが多いですが、それがけっこう重要でした。
ボリスがお酒飲んだりするのに日焼けしたくないって言って日傘さしてるの、どこ気にしてんのって感じ。笑

大人になったボリスと再会してからいきなり話が物騒な感じになってちょっとびっくり。子供の時もじゅうぶん物騒な子供ではあったんですが…
ラストは、それで幕引き!?って感じで拍子抜けしちゃった…最終的には収まるとこに収まったしテオは絵を返せてホッとしたからよかった、のか…?
物騒になってからいきなりピストルとか出てきて映画変わったかと思った。笑
綺麗に終わった感じにしてたけど、偽物売りつけたおじさんとのことはどうなるんだろ?

最初は冷たそうな印象だったバーバー家のママ=ニコール・キッドマンが、そうじゃなくて優しい人だったとわかったり、キットシーと婚約したり、再会したバーバー家との関わりも描かれたけど、そこがストーリーにあまり関係ないように感じました。
でも原作がかなり長いみたいなので、カットされたのかな…?原作が読みたくなる映画でした。
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