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ゴーストライダーのmaroのレビュー・感想・評価

ゴーストライダー(2007年製作の映画)
3.5
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

『ゴーストライダー』シリーズ第1作目。
マーベルの実写映画の中では、ヴェノムやモービウスと同様、見た目は完全に悪役なのに世界を救うというダークヒーロー。

話の流れはオーソドックス。
ひょんなことからスーパーパワーを手に入れて、ヒロインがいて、自分の正体を話すも信じてもらえず、でもそのヒロインが自らの弱点となり、敵にさらわれ、最後は起点を利かせて勝利すると。

ゴーストライダー(ニコラス・ケイジ)って、燃えるドクロにレザージャケット、長い鎖に大型バイクと、ヴィジュアル的にはイカついホラーなんだけど、中身はいい人なのでそのギャップがなんか笑える。

しかし敵が弱すぎる。
特にブラックハート(ウェス・ベントリー)の手下がみんなほぼ瞬殺でまったく魅力的じゃない。
ブラックハート単品にして、その分ゴーストライダーとの絡みをもっと増やした方がよかったんじゃないかなと思う。

あとは、ケアテイカー(サム・エリオット)の西部劇感と、ちょいちょい挟んでくる『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)と『ターミネーター2』(1991)を彷彿とさせるシーンがあったのは、映画好きとしては楽しい。

そんなわけで、正直そこまで面白いわけじゃなかったけど、キャラの見た目が濃すぎて印象に残る作品。
MCUの『エージェント・オブ・シールド』(2013-2018)のシーズン4にも出てくるらしいので、これを観ておくとそこがより楽しめるかも。
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