takanoひねもすのたり

スマホを落としただけなのにのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

2.5
原作は未読。
中田秀夫監督のミステリー・サスペンスということで見てみましたが、うーん…顔芸で押し切られた気がするオチでした 笑

タクシーに置き忘れてきた田中圭のスマホ。
善意のひとが拾って届けてくれたおかげで、手元に戻ってきた。
しかしその日から、彼と恋人の北川景子のネットの周囲で変なことが起きはじめ…。

あたふたしたしてる田中圭と北川景子の軸と、もうひとつ山中で複数の女性の遺体が発見された事件捜査の軸、これが交差しながら展開。

あの犯人の髪切りってマニアックみたいな頭髪フェチってことでしょうか?
マザコン拗らせて似た容姿の女性をターゲットにするにも殺害に至るトリガー、動機が明確じゃないので、終わってみれは何だったんだあの人感…笑

不用意にURL踏まないこと。
URL見ておかしいと分かることも多いこと。
あとは最低限セキュリティソフトは入れとけ。
スマホロックは必須。

ってまあ…だいたい常識で知ってるようなことを、主役2人がまったくやらずにいたというネットリテラシー低めからスタート、そこからやっちゃいかんことを次々やらかし、クレジットカードの情報抜かれ、SNSは乗っ取られ、なりすましに付き纏いされ、盗撮され、中味はコピーされ、と雪ダルマ式に不運が重なる。

もうこれは、スマホを失くすと最悪こうなるよ!という教育用として見せた方が良いのでは?
で、感想文なりレポートなりあげれば、ネィティブデバイスの今のちびっ子のネットリテラシー教育の一貫になるんじゃないかなあ。

北川景子の正体については、そこだけ浮いてて違和感山盛り。
株でどれだけ溶かしたか知らないけれど、借金てんこ盛りの人間になり変わって得するんだろうか…。

バカリズムさんと原田泰造は良かった。