歴史の授業のラストをシアンに染めて無音にした（不具合じゃないよね？）、ただそれだけの作品だけど、途中ぼやけたりするせいもありめっちゃ不穏な感じがした。

赤紫色した歴史の授業のラスト

ストローブ『歴史の授業』のラストシーン

ジャン＝マリー・ストローブが、彼とダニエーレ・ユイレのイタリア映画の最後のリールからこのインスタレーション作品を取り出し、再文脈化した： 『歴史の授業』（1972）は、ブレヒトの未完の歴史小説『The Business Affairs of Mr. Julius Caesar』の再映画化である。

方法についての瞑想である。人と資源の統制と分配のセットとしての歴史、固定されたパラメーター、常に争われ、後退するもの。物事の赤裸々な力学に対するシュトラウブの熱意は、常に広い意味でのガイストの働きと結びついている。フィルムが劣化し、崩壊するメディアであることは印象的で、おそらく集合的記憶と類似しているのだろう。（MUBI、Jasonのレビュー、https://mubi.com/en/films/in-omaggio-all-arte-italiana/share?utm_source=app_share&utm_medium=ios_app）