王冠と霜月いつか

The Witch/魔女の王冠と霜月いつかのネタバレレビュー・内容・結末

The Witch/魔女(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

うわーやられた😝

ジャユン/キム・ダミさんの可憐さに騙されたわ。
『最強少女、覚醒』の煽り文句に騙されたわ。

中盤位まで、日本の漫画にありそうな展開です。荒木飛呂彦先生のバオー来訪者とか、池上遼一先生&工藤かずや先生の『舞』、さいとうたかを先生のゴルゴ13の毛沢東の遺言、バイオニックソルジャーとか。遺伝子操作で生まれる最強の生物兵器が、幼少時にある事件を経て記憶を失って逃げ延びた先で、酪農家の夫婦に普通の女の子として育てられ…ある事で、自分を生み出した組織に追われるようになる、と…

ジャユンが偏頭痛に襲われ、鼻から出血までするシーンが何度も差し込まれるので、これが、最強少女の弱点になって戦闘シーンが一方的にならずにより盛り上がるのだろうと予想していました。きっかけは、父親の酪農事業が上手くいかず、母親は若年性アルツハイマーを発症、金銭的に困った彼女が賞金目当てで出た、オーディション番組で優勝して、たまたま見せた『手品』が全国放送、そこから、組織に追われるようになると。

でも、たまたまじゃなかったら?

だから、タイトルが魔女なんだ。

なるほど。

怖っ😱

格闘シーンが見応えあります。格闘シーンにこだわり過ぎて不評な、あの映画に見習って欲しいかな(笑)

少し残酷なシーンがありますが、良く出来た作品だと思います。遺伝子操作でサイコキネシスも身に付くのかはわかりませんが、邦画もこの位のクオリティは維持して欲しいです。