liam

愛がなんだのliamのレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
3.7

監督は「パンとバスと2度目のハツコイ」の今泉力哉。出演は「ここは退屈迎えに来て」の岸井ゆきの、「翔んで埼玉」の成田凌、「パンとバスの2度目のハツコイ」の深川麻衣、「パンク侍、斬られて候」の若葉竜也など。

28歳の会社員・テルコ(岸井ゆきの)は、マモル(成田凌)のことが好きになって以来、仕事や友人がどうでもよくなるほどマモル一筋の生活を送っていた。一方、マモルにとってテルコは、ただの都合のいい女でしかない。ある日、二人は急接近しテルコは有頂天になるが、突然マモルからの連絡が途絶えてしまう。

角田光代の小説が原作の映画。

観ていて本当にもどかしいというかイライラする作品だった。ただこの作品が嫌いかと言われたらそんな事はなく、むしろ好きかもしれない。

テルコや仲原は好きな人に振り向いてもらえない2人。言いように扱われている存在になっているが、それでも良いと自分に言い聞かせている。
ただ本当は苦しくて悩んでいて、仲原の「幸せになりたいっすねぇ」という言葉は凄い響いた。

最後の最後までテルコの思いは変わらなかったけど、自分なりに折り合いをつけて?進んでいるように見えたのは良い。

若葉竜也の演技が個人的に本当に好き。これまであまり注目していなかったけど、最近出演作を多く観るようになり好きなった。

愛とは何か考えさせられる映画。
liam

liam