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永遠に僕のもののnemo取込中のレビュー・感想・評価

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
3.0
『世界は泥棒と芸術家のものだ』

巻き髪の小悪魔現る
実際の犯人カルロス・ロブレド・プッチにも似ていて魅力的な主人公さん
いたんですよ、内面の邪悪さをうまく隠しながら見た目と人当たりの良さで人にとり入る世渡り上手な悪魔のようなヤツが、私の学生時代にも
裏の顔を知っていることで悪者にされ、孤軍奮闘して化けの皮を剥がしてやろうと闘ったその頃の思い出が甦り、終始勝手にモヤモヤしてしまいました
個人的に自己解決出来ていない私怨なのでこの作品が好きな方にはごめんなさい

『ゲバラとカストロ
エビータとペロン』

その美貌と人たらしの才能は天性のものですね
「朝日のあたる家」のアルゼンチン歌手のカヴァー曲をバックに、恋する相棒を乗せて自分の思い通りに事を運ぼうとするカルロス
『ブロンドの天使』と言われたこの主人公がこれだけの容姿でなかったら?
架空の物語ならまだしも実際の鬼畜な殺人犯のストーリーだけに、そこが引っかかってしまい全く感情移入出来ない作品でしたが、不意な涙から最初と最後のダンスタイムにいたるまでカルロスの行動に目が離せないし、音楽もお洒落であたりの良い仕上がりにしている分観やすい佳作だと思います

https://youtu.be/bPTojLNGkFI
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