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永遠に僕のもののCHEBUNBUNのレビュー・感想・評価

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
3.5
【お前のモノは 俺のモノ、俺のモノは俺のモノ!】
アルゼンチンで黒い天使と呼ばれた、若き強盗の遍歴を描いた実話もの。

銃に取り憑かれていくうちに、銃のトリガーをいとも簡単に引いてしまう様子を、若い女の子が銃のトリガーを中々引けない描写と対比させることで強調するキメの細かさがあり、ただただ美しい映画ではないことはよくわかる。

そして、なによりも犯罪心理を深掘りした作品として秀逸。

彼は、金やモノには興味がなくて、相手から奪うことに快楽を覚えているところに焦点を置いているのです。

ペドロ・アルモドバルが教育したこの新鋭ルイス・オルテガ監督は今後注目の監督だ。
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