ウォッチリストに入れたままで、やっと鑑賞。
緊迫感の続く一人芝居。
間の取り方が緊迫感をより感じさせるのが上手い。脚本は台詞よりト書きの方が倍以上あるのではw
画面外で起こっている事と画面で見せている事をリンクさせている発想は素晴らしい。最低限の場面転換でフェーズの転換を示してる。最低限の登場人物との会話によって主人公の奥行きを作ってるのも上手い。
序盤で主人公がどんな罪を犯してるか想像付くけど、それをどの様に発生している犯罪とリンクさせていくか？現在進行している犯罪と触れる事で主人公にどの様な変化が起こって行くか？答え合わせをして行く辺りを退屈させないのは監督の力量だと思う。
画が単調だし抑揚も無いのに内面を見せる事で深さを出して素晴らしい出来だった。
