このレビューはネタバレを含みます
そういえば観たかったの思い出し視聴
しかしこれは映画というよりボイスドラマ…
正直言うと、軸になってるどんでん返しの仕掛けは1つ残らず完全に読み切ったので何も意外な驚きはなかった。
この映画の評価を左右するのはおそらく主人公の最後の独白なんだろうなぁ。
ドラッグ常習者よりも、訳あって妻を拉致した元夫よりも、錯乱して息子を殺した母親よりも、ただ殺してみたかったって理由で人殺した主人公が一番トチ狂ってたっていう…。
でも僕はサイコパスなので、なぜ主人公がここまでこの夫婦の事件に肩入れしてきたのかがいまいち納得できなかった。人は誰しも、他人の問題に手を貸したくなる正義感と裏腹に、興味で人殺しをしてしまうような、清濁併せ呑んだような二面性があるってことが言いたかったのだろうか…。
全然関係ないけど、主人公はずっと舛添要一にしか見えてなかったので実質邦画。
それからこれも全然関係ないけど、デンマーク人携帯の電源こまめに切りすぎ問題。意味深に電話切られて3~5秒後ぐらいに主人公はかけ直してるのにもう「電話に出られません」になってるのは…。