満月くらら

ロケットマンの満月くららのネタバレレビュー・内容・結末

ロケットマン(2019年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的満足感!至高のドキュメンタリーミュージカル映画!

生い立ちから丁寧に深堀していくので、エルトン・ジョンに詳しくない方でも十分に楽しめる作品です。

上質なミュージカル映画で、煌びやかな衣装の数々もとても素敵ですが、その中にはエルトンが感じていた『愛』や『孤独』についても描かれています。

『愛』が欠乏すると『孤独』を感じ、『依存』を引き起こす。

本当に負のループだなと改めて感じると同時に、当時の悲痛な状況のエルトンのことを思うと本当に胸が痛む。

幼少期からずっと変わらず、ただ彼は【愛されたかった】だけなんですよね・・。

登場人物のバーニーがとても素敵で、あぁいう相棒に巡り合えたことは、本当に彼にとって幸せなことだったんだなと心から思いました。

ホモセクシャルの表現があるので、苦手な方は注意かな。

余生はどうか穏やかに、たくさんの【愛】を受けて生きてほしい。

ラストシーンに私の大好きな曲『i'm still standing』が流れたので胸がいっぱいになりました。
アニメーション映画『SING』でもゴリラのジョニーがスタンディングピアノで歌っていた曲なんですけど、『SING』のジョニー役を務めたのがまさにロケット・マン主演のタロン・エガートンなんですよ!!
別作品なのにタロン・エガートンの『i'm still standing』が聞けるのはもう・・感動します・・!!

余談にはなりますが、エルトン・ジョンのマネージャーの彼・・QUEENのマネージャーもしていたそうです。

ん?確かフレディ・マーキュリーもゲイだったよね・・?もしかして・・なんて考えたりもしました。(よくない)

ちなみに本作の監督とフレディ・マーキュリーの半生を描いた作品である『ボヘミアン・ラプソディ』の監督は同監督です!

両方とも私の大好きな作品なので、ぜひ、見てみてね。
満月くらら

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