梅田

プラネティストの梅田のレビュー・感想・評価

プラネティスト(2018年製作の映画)
3.4
小笠原のレジェンド宮川典継さんと窪塚洋介の会話。
宮川「2億5千年前、こういう真っ直ぐな貝の先っちょが、巻いたの」
窪塚「スパイラル」
宮川「そう。宇宙パワー」

みたいな感じで初っ端から最後までめちゃくちゃスピってるので、そこを乗り超えられるか否か、みたいなとこはある。「フジロックは好きだけどフジロックガチ勢みたいなのとはちょっと距離を置きたい」的なアンビバレントな思い。窪塚洋介はマジで映像に映えるけど真顔で見てられない感はある。

これでもかとばかりにグリーン・フラッシュ(ロメール映画でおなじみ)のショットを使いまくったり、夕日の中でGOMAのディジャリドゥや中村達也のドラムソロをそれぞれほど10分くらい使ってみたりと、なかなかナルシスティックで陶酔的な作りで、寝る人は心地よく寝るだろうし興奮する人は興奮するだろう。
梅田

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