プラネティストの作品情報・感想・評価

上映館(3館)

プラネティスト2018年製作の映画)

上映日:2020年07月11日

製作国:

上映時間:119分

あらすじ

「プラネティスト」に投稿された感想・評価

かりん

かりんの感想・評価

3.8
人間と自然は切っても切り離せない関係。
だから守っていかないといけないのに、
私たちはいつの間にかその現実から目を背けてしまってるのかもしれない。
普通に暮らしてたらこーいう現実に
気づかないのが1番怖い。
映画見ながら、言い表せないような変な気持ちになった、、、。
あんな間近で太陽が沈む瞬間、
一生に一度はみたいな。
ダイナミックサンセット。
身体で覚えた記憶。
ハードとソフトとライフスタイル。
Let the nature be with us.

このレビューはネタバレを含みます

2020年7月29日 ユーロスペース

【監督が小笠原好きなんだなぁ】
 最後まで観て感じたのは、一回も映画に映らないけど、この映画の監督が本当に小笠原が好きなんだなぁということ。で、小笠原好き、小笠原が凄いのは分かるのだが、それが映画としてまとまっているかという正直微妙なところがある。
 今作は様々な俳優、アーティストが小笠原で過ごす様子をいくつも描き、最終的に彼らを案内する島のおじさん、彼がこの島で暮らす理由、祖先の話になる。
 ただそれぞれのエピソードがまったくバラバラで、それらを通して語られるはずの小笠原の小笠原性はいつまで経っても深まって来ない。
 それはセリフでは語られるし、出てくる俳優たちも口々に「小笠原がすごい」と言う。しかし、肝心のそのすごさは観客に伝わってこない。恐らくここで彼らが感じているスゴさは映画だと『海獣の子供』や『グランブルー』を観る時に観客が感じるようなものに近いのかもしれないが、この映画はあくまでも人を映すドキュメンタリーであり、観客が直接それを感じることは無い。

【GOMAさんのエピソード】
 唯一それを感じさせるのはGOMAさんのエピソードである。ここでは小笠原という場所を通して記憶障害を持つ彼が新たな生き方の可能性に目覚めて行く過程が語られる。
 記憶が続かない障害を持つGOMAは小笠原でクジラとセッションすることによって、記憶では無くその場の感覚による音楽を発見する。それは頭では無く身体に刻まれた記憶にアクセスする演奏であり、それによって主に頭の記憶による障害ゆえに音楽を続けることに難しさを感じていた彼は救われる。そこには確かに彼の気づきを通して小笠原のスゴさが映っていた。
 それはある意味で、ホドロフスキーとひとつのアート活動を行う事によってそれぞれの悩みが解消されていく『ホドロフスキーのサイコマジック』に似ている。
 このエピソードが最初に来るので、こんな感じでそれぞれ悩みや生きづらさを感じている人が小笠原を訪れることによって目覚めて行く、それらを通して小笠原の小笠原性を浮き彫りにするのか!と思ったらそうでは無かった。

 その後に来るのは単純に豊田組の俳優やゆかりのあるミュージシャンたちであり、なんか本当に単純に彼らが観光している映像が続くのだ。正直、カモメと戯れる渋川清彦やがけでドラムを叩く中村達也を見てもそこから彼らを通して小笠原を感じる事は少ない。
 もちろんその中にも見所はあって、窪塚パートは彼の魅力によっておもしろい。息子以上に少年のようでありながら、ちゃんと伝えたいことがある。でも息子は年頃だからあんまりかまってくれないって感じの親子関係や、彼が口にする「僕も一回死に掛けたんですけど」っていう不穏な発言、貝殻を耳に当てた後の「プラネティスト イズ ネバーダイ」なんかはただの親子の旅行でしかない映像を、ちゃんとその窪塚の窪塚性によって成立させている。ただそれは窪塚洋介が魅力的なのであって小笠原の魅力では無い。
 結果、最初のGOMAパート、おじさんのエピソード以外は実は小笠原を語っておらず、正直作品の語ろうとしている事からすると無駄なシーンに見えてしまった。その後ろにいるのは小笠原に魅せられた豊田監督であり、なんとなくその監督が島に友達呼んだついでにカメラ回して見たっていう感じであった。

私の原風景は紛れもなくここ東京なんだということに、改めて気づかされた
こう

こうの感想・評価

3.2
映像と音楽が本当に、よかったです。
窪塚と中村達也が好きなので、それだけで観ましたが、話されている事は意味が良く分からず、あ〜あ意味考えても仕方ない。感覚的なものなかなぁと思いました。その場の自然と、生き方、感じられるものを観てる僕らが少しでも感じとれれば良いのかなぁと思い、何も考えず観てました。
eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.1
音楽がいい!(ユーロライブで見たかった)
宮川さん以外の出演者はみんな生演奏、生演技見てる。(「怪獣の教え」他で)
自分の単純さが恥ずかしいけれど、
観終わった今、小笠原諸島に行きたい。
作り手には相当な思い入れがあっての映画だと思いますが。どのエピソードも大味でちょっと作りが雑なんじゃないかしら、という印象。

日に焼けた腹囲の大きな宮川さんの父親と祖父にはとても惹かれる。豊田監督の想いはそこにはなかったのかもしれないけど、父島だけで無くて是非とも硫黄島の話をもっと膨らませて欲しかった。本土も含め、宮川氏三代の生き方がテーマになるべきじゃなかったのかなあ。
KTZM

KTZMの感想・評価

3.5
予告編のCorneliusと出演著名人のラインナップに惹かれて
中村達也ヤバかった〜〜GOMA×中村達也のステージでブッ飛んだ日、彼らの脳裏にこの島や鯨がいたんだろうかなどと思った
沖縄はずっと好きだけど、コロナが流行ってからやたら島が気になる
小笠原諸島も絶対に行ってみたいなー

こういうearth映します系映画(?)始めて見たけど、これは音楽が良くてかなり没頭できた
かなた

かなたの感想・評価

5.0
ずっと待ってた映画。
豊田監督のライブシネマ「怪獣の教え」を観てから、ずっと小笠原に憧れてる。
GOMAさんや達也さん、ヤマジさん、それぞれ全然違うのに、小笠原な自然はみんなを受け入れて、セッションする。
窪塚さんの言葉、渋川さんの存在感。
わたしが行ったら、どうなるんだろうって。
夕日を見たい。あさひも見たい。
小笠原の空気吸いたい。