竹内まりや
親の影響で小学生の頃から聴いていたが、本格的にハマったのは大学生以降。
道ならぬ恋を描いた曲、元気と自信をくれる曲、人生観を描いた曲と、色んな曲を作っていて魅力的な歌手。
それだけでなく容姿も綺麗で可愛く、歳を重ねる毎に美しくなっているように感じる。
とまあ、物凄くファンではないものの好きで、せっかくの機会だし上映期間も短いしと思い立って鑑賞した。
1曲目からいきなり知らない曲が来て不安になったが、他の曲はほぼ全部知っていたので楽しめた。
ドキュメンタリー番組(SONGS)のようなテイストで進行していき、これはこれで面白いと感じた。
"マージービートで唄わせて"や"September"等の大好きな曲のライブ映像を良い音響と大画面で味わうことが出来てよかった。
特に"プラスティック・ラブ"での夫婦共演は最高で、「この余韻の後に"駅"とか来たら昇天するかも」と思っていたら本当に"駅"が来た時は泣きそうになった。
ただ、"人生の扉"は長い年月のあれこれを噛み締めるようにもう少しゆっくり歌ってほしかったが…
素人が口を出すのは野暮というものだろう。
あくまでドキュメンタリー番組的に捉えるなら最後に新曲の宣伝をするのも理解できるが、より竹内まりやの魅力を伝えるためと言うよりも商業色の強さを感じてしまい、違和感があった。
急に突き放されたような気持ちになった。
最後にネガティブなコメントをしてしまったが、やはり大好きな歌手についての作品を映画館で観ることが出来たというのは貴重な経験だと思っているし、満足している。
「もう一度観たいか?」と問われたらもちろんYes!と回答する。