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警視庁物語 一〇八号車のhummingbirdのネタバレレビュー・内容・結末

警視庁物語 一〇八号車(1959年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ10作目。パトロール中の警官が射殺される。

刑事役は前回と同じメンツ。1作目で刑事だった関山耕司が警官役。

監督は村山新治と若林栄ニ郎。撮影は村山監督とコンビのことが多い佐藤三郎。村山監督は長回しがあるけど、この作品はカット割なので(こちらもうまいと思う)、若林という人が大部分を演出したのだろうか?

シリーズでは珍しく、紙の資料を延々と調べる地味な捜査が多いけど、冒頭やクライマックスなどのゆったりした場面のサスペンスはすごい(いつもと違う捕物)。人物を掘り下げるエピはない。

今回は映像に影をたくさんついていて、ノワール風。音楽は富田勲で、前作の「顔のない女」と同じ曲(洋画のサントラ風。イージーリスニング?)

オープニングは寝起きの刑事たちを警官が呼び出すというサービスショット。ロケは府中の免許センター
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