都内映画館で鑑賞。
史実に基づき、
美しく恋多き女性であり、伝説のプリマドンナと言われたバレリーナ"マチルダ"とロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世との間の身分違いの禁断の恋の物語です。
史実に基づいたストーリーや、クラッシックや絵画、宮廷物、バレエなど大好物なので、今作もきっと大好きな作品となるだろう…と期待値上げて観ていました。
バレエの舞台は美しくて魅入ってしまいうくらいでしたが、
マチルダの小悪魔的を通り越して自分の事しか考えて無いだろ的な態度と性格？に感情移入も同情も全く出来ませんでした。
身分違いの恋の切なさとか、悲しさを感じる様な演出がもっとあれば…
皇帝になる身としての責任感や葛藤がもっと描かれていれば…
自分の感情のまま、相手の立場とか、周りの迷惑とか全く考えていない様な行動や、
自分に絶対的な自信があるからか、
人を押し退けても上に上がろうとする貪欲さとか、
異常な迄の自己顕示欲とか、
そう言ったマチルダの身勝手さみたいなのが鼻に着いて…苦手でした(^^;;
バレエの舞台で主役でも無いのに勝手にしゃしゃり出てくるとか、
ニキの結婚&戴冠式にウエディングドレスの様な白いドレスで乱入するとか…💦
…ほんとムリです😒
ニキ(ニコライ2世)もマチルダに振り回されてばかりで、
周りが全く見えていないし責任感は無いしでグダグダだし😅
実在の人物の方もそんなだったのか、
もう少ししっかりした人だったのかはロシアの歴史に明るく無いので分かりませんけど、もう少し何とかならなかったんでしょうかね〜💦
皇帝とバレリーナの禁断の恋…なんて素材的には素敵なだけに、
バレエ・風景・雰囲気が美しいだけに、
私的には、残念と言うか勿体無い作品だなぁと思ってしまいました。
