はっきり言います。想像以上でした！！！マイクフラナガン監督、最高のユアンマクレガーを本当にありがとうございます！主演が好きな俳優なので、観る前からレビュー加点しちゃうとは思ってはいたものの、好感が持てる主人公でとっても良かったです。ダニー、いい男になったなぁ。そして少女は格好よく、猫が可愛い！味方サイドに不快感がないので、素直に感情移入し、物語に入りやすかったです。そして今回はすごくわかりやすい。シャイニングとはこんなかんじのもの！悪い人達！警察は役に立たない！と、「え？そうなの？！」と思う間もなく進んでいきます。そして私と同じくハロランさん好きなのそこの貴方、本作のハロランさん最高ですぞ！笑
正直予告をみて、「ん？キューブリック版のシャイニングとは何か…雰囲気が違うよねこれじゃ？」って思いました。この感覚は映画を中盤まで観ても感じます。なのでキューブリック版独特の、原作者の言葉を借りれば、キャデラックを求める人には満足できないかも知れないなとも思いました。個人的には、監督が違い雰囲気が違ってもこの展開は面白いと感じたので、ワクワクしながら楽しめました。慣れってこわいもので、ホラー的な怖さはそこまで感じず、私はそれよりも残虐なシーンがキツいなと顔をしかめました。
そして後半…そう、お待たせしました後半です。ファンタスティックビーストでホグワーツ魔法魔術学校が映りあの音楽が鳴った瞬間、どうしようもなく鳥肌が立ってワクワクしました。そしてシャイニングといえば…あの景色、あの場所、あの音楽。はい鳥肌必須です！そこからはもうキューブリック版を観ている人なら涙ぐみそうになるくらいサービス満載。エンディングまでどうぞどうぞとサービス全開なので、これを機にキューブリック版を観直してから観たら2倍楽しめると思います。
Filmarks様、今回も素敵な試写会の機会を頂きましてありがとうございます！はじめて訪れる試写室でしたが、音の臨場感を感じるとても良い映画体験ができました。
