このレビューはネタバレを含みます
途中まではシャイニング要素がふりかけ程度だし、思ってたのと全然違う感じの映画で、わざわざ映画館まで観に行ったのを後悔しかけた。でも、終盤になってシャイニング要素が濃くなってからはなかなか楽しめた。例のホテルを探索するシーンはスクリーンで観ると体験型アトラクションのような楽しさがあって、そこは映画館で観て良かったなと思う。
これを観に行く前にシャイニングをおさらいしておいて正解だったな〜。終盤めっちゃニヤニヤできた。シャイニングのシーンがフラッシュバックするたびに笑ってしまった。「シャイニングオールスターズ召喚!→呪いで精神を乗っ取られたダンおじさんが追いかけてくる」の辺りが面白すぎた。着ぐるみプレイのおじさんが出てこなかったのがちょっと残念。
超能力バトル要素もわりと面白かった。一般人なのに超能力バトルに巻き込まれて死んでいったダンおじさんの友達が可哀想すぎる。
怖い映画に慣れてないから不安だったけど、グロいシーンもそこまでグロくないし、痛そうなシーンもそこまで痛そうじゃなかったので大丈夫だった。
途中まではう〜ん……と思いながら観てたけど、最終的にはニコニコしながら映画館を後にした。
でもこの内容で2時間半は長く感じたな〜。小説で読むとこれくらいの話のボリュームでも別に気にならないんだろうけど、映画だと冗長に感じる。