このレビューはネタバレを含みます
音楽と台詞の音量の差が激しくて、いちいち調節するのが面倒だった。あと台詞がいかにも台詞という感じがした。構図や撮り方は凝っていたけれど、話の内容は割とありきたりで個人的にはハマれなかった。というよりも思っていた内容と違った、が近いかも。撮影賞や監督賞を取るのは納得できた。ただ評価されてる分少し期待しすぎていた。所々合成感があるのも集中できなかった。
かずまが亡くなる前と後の主人公やかずま母の対比がいかにもすぎて、、ストーリーの展開も次に続く台詞も分かりきってる。自然すぎるというよりありきたりすぎる不自然さを感じた。眠くなるようなだるさがずっと続く感じ。
ここが主な着眼点となる話ではないけれも、日本独自の宗教観って本当に難しいし、教育も不完全だと思う。この曖昧さがモヤモヤする。日本の子供にとっての神様という存在の解像度はとても高い作品だった。