とか26

僕はイエス様が嫌いのとか26のレビュー・感想・評価

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)
-
疑念を持たずに
誰かを信仰している人の愚かさみたいなテーマや
その人を妄想で作り上げる主人公みたいな描写が
とても「ジョジョラビット」っぽい。
違いといえば、テーマの伝え方が
今作はちょっと単純、一直線すぎること。

「泳ぎすぎた夜」とかを彷彿とさせる
良い言い方をすれば情緒ある、
台詞のないシーンがとにかく多い。
その割には描かれているテーマとか
それを後押しする展開がどれもありきたりで
タイトルからも予想しやすいので、
なんか 普通の映画に留まってるかな。。
ラストで、あれごと「叩きつぶす」っていう
めちゃくちゃ純粋な決着の付け方だけは
シンプルイズベストで印象に残りました。

ただ、そこくらいかなぁ。
雪景色で遊ぶのは綺麗ではあるけど
展開が面白く無いし、
キャラがリアル路線すぎて 魅力に欠けた。
神さまの俯瞰で終わるのも
伝えたいテーマが曖昧になる気がする。
とか26

とか26