レインボーリール東京
QUEER×APAC ～APQFFA傑作選2018

ゲイの出会い系アプリを使って彼らは何を探しているのか？

ちょっと松田龍平似の監督がインタビュアーとなり、2012年から2016年、7都市60人の話を聞いたドキュメンタリー。インタビューしながらいちゃつくカップルに思わず「キイィィ〜〜」となる監督がかわいい。

アプリの登場によって、相手探しが劇的に楽になった彼ら。はじめは楽しくて仕方ない。カジュアルセックスの相手もすぐに見つかる。
でもふと思う。
自分が欲しいのはこれだっけ？

恋愛観が変わるように、アプリの持つ価値も変わっていく。SNSで迷子になった彼らが最後に行き着いた答えも様々で、なかなか面白いドキュメンタリーだった。

#RRT2018 にて。
出会い系アプリによって人々のコミュニケーションに何が起きたのかを追ううちに次第にテーマが広がってゆく。
けれど、途中からインタビュアーがインタビュイーとして恋愛観などを語ってゆく辺りから俄然おもしろくなる。数年間にアプリの有無だけでなく様々な理由で「変化」してゆく様が実にドキュメンタリーとして魅力的。

• #RRT2018

ゲイ向けアプリは土壌が豊かで羨ましい。