kyokoさんの映画レビュー・感想・評価

kyoko

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2016年11月Filmarksデビュー。劇場鑑賞月15〜20本が目標。
最近はNetflixが生活に侵蝕しつつあります。
5.0をつける勇気がなかなか出ません。
フォローはレビュー文を書いている方のみとさせていただいてます。

映画(466)
ドラマ(0)

ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.0

コモンウェルスゲームスって初めて知った…40うん年生きてるのに…とてつもなく恥ずかしい……

子どもたちに対する行いは虐待にしか見えないし、「金メダルの夢託すから男子を産むべし!」だったのが最後にはし
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

-

IMAX3D
キャプテンEO以来の3Dで疲労困憊(笑)
そのせいか、個人的には映画というよりアトラクションという印象だったので今回はノースコア。

映画ネタと80'sでテンションが上がる。
ゲームネタ
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.9

始まりから終わりまで、もし自分ならばとてもじゃないが生きていけないという絶望感で息が詰まりそうになりながら観ていた。
迎えたラストは心底「あー、良かった、これで良かった」という、安堵感にも似た感情、そ
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港町(2018年製作の映画)

-

初・想田監督観察映画。

岡山県牛窓町。
「牡蠣工場」で牛窓を訪れたときに出会った漁師のワイちゃんをきっかけに今作が作られたらしい。
「港町」は一般的な漁業が盛んな雰囲気はなく、牡蠣とオリーブと猫に支
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心と体と(2017年製作の映画)

4.2

ハンガリーの食肉加工場。代理検査員としてやってきた若くて美しいマーリアと、その上司で片手が不自由なエンドレの、異色のようで直球なところもある恋愛譚。
期待した以上に良かった。

マーリアは他人とのコミ
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泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)

3.6

自然界の音や人工物が発する音はあっても「言葉」は一切ない。
彼の鼻歌と寝息だけが「生きてること」を強烈に伝えてくる。

6歳男児の自由な動きは、あざとく見えるようなものも含めて、全て彼から自然に生み出
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隠された記憶(2005年製作の映画)

3.8

はからずも、ついこの間観た「ザ・スクエア」と根っこのテーマがかぶっていた。

ラストについてはいろいろ物議を醸しているらしい。「犯人の特定」は大して重要ではなく、解釈は完全に観る側に丸投げされている。
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リクシャー(2016年製作の映画)

3.7

インド発モキュメンタリー映画。
ムンバイの三輪タクシー(リクシャー)運転手の素朴な日常を追いかけるドキュメンタリー制作のはずが、男の狂気が徐々に露わになっていき、やがて最悪な結末を迎える、というシリア
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.9

先行プレミア上映にて。

「こんなものにこんなお金を払っちゃう」現代アート界への揶揄、ネット社会の脅威、都合のいい時だけ「表現の自由」を振りかざすマスコミ、貧困や差別など、負の要素をシニカルな笑いで包
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ムンバイ・ダイアリーズ(2010年製作の映画)

3.8

ムンバイを舞台に4人の男女の人生が交差する、しっとり静かなアート系恋愛ムービー。※歌なし踊りなし

これはすごく良かった!

妻子と別れひとり画家として活動しているアルン(アーミル・カーン)。
働き過
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ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

3.5

@Filmarks試写会にて
ヤマザキマリさんのトークイベントつき

ダイアン・キートン御歳72歳。
とても72には見えないわぁというほどの美魔女感はないが、自然に刻まれた皺とセンスのいいファッション
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.7

滑稽なゲームの向こうで笑っているのは誰よ
誰が笑われてるのよ

反吐が出そうなほど噛み合わない会話、想像を掻き立てる不穏な音、嫌な予感の連続……奥さんのブラジャー……
そんな虚構の世界を無我夢中で観て
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春にして君を想う/ミッシング・エンジェル(1991年製作の映画)

4.0

ずーーーーーっと観たかった作品。
念願叶って、というかツタヤディスカスシステム頼みで。

生まれた土に還るための、老いた男女の逃避行。
あの世とこの世が交差したような世界を、盗んだ車とまっさらなスニー
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.8

母親は愛する男が絶対に自分に「愛している」と言わないことに気づいてないのか気づかないふりをしているのか。結局手に入れたのは男の娘以下のポジション。
父親はまたもや女を孕ませ、女は自分の母親ごと安定した
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

前半は次から次へと似たようなおじさまが登場してきて、私の軟弱cpuが処理しきれず焦ったが、中盤からは一気にのめり込んだ。
硬派な社会派ドラマでありながら「魅せる」ワザはさすがスピルバーグ。

印刷工の
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クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

3.3

公開2日目、てっきりSMAPファンで埋め尽くされると思ったのに、130ちょいのハコが満席になっていないのは意外。

園子温×稲垣吾郎
山内ケンジ×香取慎吾
太田光×草なぎ剛

どれがどの監督作品かは一
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.8

まあ、異常な家族だよね。特にチョコでも喰っとけや女(ユペール)とおしっこかけられたい男(カソヴィッツ)は救いなし。
それぞれの子どもはその被害者と言っていいけど、元をたどればこのループはじいさんが始ま
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.0

「ザ・スクエア」を観る前に。

いやー隅から隅まで底意地が悪い。
こういうの大好き(笑)
定点カメラのようなカット、クラシック音楽の使い方もかなり好みだった。

観た人はたいがい「俺なら絶対子どもを最
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ギフト 僕がきみに残せるもの(2016年製作の映画)

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グリーソン本人の苦しみは、我々にはとうてい計り知れない。
かつては「英雄」だった自分と今の自分がどんどん離れていく。昨日できていたことが今日はできなくなっている恐怖に、自分なら気が狂ってしまうのではな
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レオン/完全版(1994年製作の映画)

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劇場公開時に3回観ているが、それから一切観かえすことがなかった作品。
四半世紀近くを経て「完全版」を初めて観た。

あんなに好きだったのに、ものすごい違和感。
当時あんなに号泣したエンドロールのスティ
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.5

日曜日のサービスデイは貴重なのに、キネカで2本立てって、何かを間違えてるな、私。
しかもメインで観たかったのは併映の「シング・ストリート」(※3回目)
そのせいもあるかもだけど、この作品については、た
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.7

未読なので分からないけれど、原作はかなり面白いんだろうなあ。
145分と長めなのに、中だるみすることなく予想がつかない展開で全く飽きさせなかった。

スパイものなので、アクションはもちろんあるけれど、
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

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シリア内戦のさなか、反体制派のひとつであったISはラッカを「イスラム国の首都である」と宣言した。ISによって破壊されていくラッカの街並み、処刑される人々、子どもへの洗脳……市民ジャーナリスト団体RBS>>続きを読む

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

3.9

香港映画は実はあまりちゃんと観ていない。男たちの挽歌シリーズに代表するノワール系か、ウォンカーウァイぐらい。それもレスリーチャン観たさで。当然フルーツチャンという監督は知らなかった。

これほどこの世
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.5

ひねり一切ナシの直球バディムービー。

さすがにちょっと都合良すぎやしないかい?なところはあるけれど(ビルの下にはあんなにひしめき合ってたのに、いざ上がったら敵はひとりかい!とか、機動隊動かすのに一ヵ
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修道士は沈黙する(2016年製作の映画)

4.0

修道士のサルスが聖人の雰囲気の中に垣間見せる人間くささがたまらなくいい。物語は全く違うが、ふと「ローマ法王になる日まで」を思い出した。

信仰の有無など関係なく、サルスの祈りの言葉に自然と涙が出てしま
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マザー!(2017年製作の映画)

3.7

聖書(旧約&新約)メタファー映画。
(すでにいろんなところで言われているのでネタバレじゃないよね?)

「ブラックスワン」がつまんなかったから、これもダメかもなあ……と思ってみたら、結構面白かったし、
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馬を放つ(2017年製作の映画)

3.8

夜な夜な馬を盗んでは野に放つ「ケンタウルス」と呼ばれる男。
人間の翼だった馬を、今は人間が支配するようになってしまった。
馬を放つ行動は、馬の尊厳を取り戻すため。

50歳の時に親戚から嫁としてあてが
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恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム(2007年製作の映画)

3.8

「ニッポン国vs泉南石綿村」からのインド映画3時間。
楽しかった!
主役のシャー・ルク・カーンは、正直あまりお顔は好みじゃないし(スタローンとMR.ビーンの掛け合わせみたい)、序盤のノリはいまいちだし
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ニッポン国 vs 泉南石綿村(2017年製作の映画)

4.5

フォロワーさんたちに背中を押されて挑んだ215分。
本当にあっという間だった。
前半はともに泣き、後半は怒り落胆した。
そして全体的に爆笑ポイントありw

やはり原一男という男が撮る「人間」は最高に面
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一瞬の夢(1997年製作の映画)

3.8

中国第六世代の作家たち@早稲田松竹

ジャ・ジャンクーの卒業制作作品でありデビュー作となった作品。先に観た「青の稲妻」よりも断然こっちのほうが好みだった。

犯罪撲滅キャンペーン「厳打」を絶賛展開中の
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青の稲妻(2002年製作の映画)

3.6

中国第六世代の作家たち@早稲田松竹

中国がWTOに加盟し経済が大きく動き出そうとしていた2002年の地方都市大同。いつも無気力で投げやりな顔で街をうろつく19歳のシャオジイとビンビンの、青春と言う
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

2.9

ナタリーポートマンの自慰行為があまりの色気のなさにむしろオエッてなりそうだったけど、プロのダンサーばりに仕上げてる肩甲骨はお見事。
映画そのものの感想としては、バレエファンからすると、ぜんぜん面白くも
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鋼鉄の雨(2017年製作の映画)

3.8

Netflixオリジナル作品。

韓国大統領の政権交代期に北朝鮮でクーデター発生。北朝鮮は世界に向けて戦線布告をし、韓国では戒厳令が発令された。
致命傷を受けた北の1号=将軍様(はっきりとは映さないけ
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

-

TCG会員向け試写会にて。

冒頭のAUT UP Paris のやり方に、つい眉をひそめてしまった。このような行動はかえって差別意識を強めることにならないだろうかと。
でも世界を変えるには、絶望に取り
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.8

レオが恋に落ちるまでの、なんとまあ自然なこと。
主人公が盲目であること以外はほとんど情報を入れてなかったこともあって、てっきり友情と初恋のお話かと思って臨んだのだけど、この展開にも全く違和感を感じなか
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