kyokoさんの映画レビュー・感想・評価

kyoko

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2016年11月Filmarksデビュー。劇場鑑賞は月平均20本。
Netflixが生活に侵蝕しつつあります。
5.0をつける勇気がなかなか出ません。
フォローはレビュー文を書いている方のみとさせていただいてます。

映画(557)
ドラマ(0)

否定と肯定(2016年製作の映画)

3.7

公開当時はなんとなくスルーしてしまった作品。
劇場で観たかった!とまではいかないけれど、なかなか面白かった。

まず興味深いのがイギリスの裁判制度の特殊性。
立証責任は被告人が負うべきって、被告人のハ
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移ろう季節の中で(2018年製作の映画)

3.8

レインボーリール東京
ラスト

これは完全に母ちゃん目線になってしまった。

ヨンジュンを演じたのは、「The NET」のジヌ同士。たしかにあのときも爽やか好青年だったけど、今作ではさらに柔らかな表情
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ルッキング・フォー?(2017年製作の映画)

3.7

レインボーリール東京
QUEER×APAC ~APQFFA傑作選2018

ゲイの出会い系アプリを使って彼らは何を探しているのか?

ちょっと松田龍平似の監督がインタビュアーとなり、2012年から20
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(2017年製作の映画)

3.4

レインボーリール東京
QUEER×APAC ~APQFFA傑作選2018

香港返還の1997年が舞台。
父親は仕事で深センに行ったきり。母親はダンス教師と親密な関係。娘は飼っている蚕が蝶になることを
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言葉にできない(2017年製作の映画)

4.3

レインボーリール東京
QUEER×APAC ~APQFFA傑作選2018

セリフ無き15分間に凝縮された感情は、眼から指先から溢れ出る。

同性愛は犯罪。
決して言葉にしてはいけない。

あまりの切
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新入生(2018年製作の映画)

3.8

レインボーリール東京
QUEER×APAC ~APQFFA傑作選2018

真新しいピンクの自転車を漕ぐハンナ、真新しい女子用の制服を着たハンナ、初日可愛らしく髪を結ったハンナ。
もう本当に可愛くて可
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テルアビブの女たち(2016年製作の映画)

3.7

レインボーリール東京にて
2本目

弁護士サルマとレズビアンのレイラが住む部屋に、真面目な学生ヌールが引っ越してきたことから始まる物語。

テルアビブってこういう街なのかー。夜遊びする女性たちはヒジャ
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アフター・ルイ(2017年製作の映画)

3.8

レインボーリール東京にて

「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」に続いてのアラン・カミング。

死んだ恋人(親友)の思い出を残すことにこだわり続けるactup生き残りのアーティスト、サムは、ある日出会った
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.8

「男性優位社会で平等を勝ち取るために戦う女性の物語」でスカッとしようと思って観に行くと少し肩すかしを喰らうかもしれない。
単なる「男vs女」の戦いじゃなくて、「自分とはなんぞや」を問う物語だった(40
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ボリショイ・バレエ 2人のスワン(2017年製作の映画)

3.6

ふたりのスワン=ユリア役はいまも現役、カリーナ役は2013年まで踊っていたという、ふたりとも本物のクラシックバレエダンサー。
そしてオペラ座のニコラ・ル・リッシュ!
さすがに年はとっていたけれど、その
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.4

町田康が好きなわけでもなければ綾野剛ファンでもない。
石井岳龍×セックスピストルズっていう、いかにもなパンクな主張も特に興味はなく。

トヨエツと渋川清彦が観たい、ただそれだけ。

ふたりとも満喫した
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ゲッベルスと私(2016年製作の映画)

3.8

「何も知らなかった私に罪はない」
そう言い切る103歳の老女の苦悩は深い皺に隠れて見えない。

国営放送局での職を得るためにナチスの党員となったのは、たとえて言うならdocomoに入社するからauから
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.6

舞台版は未鑑賞。
ところどころで起こる息子や娘たちの問題に対する親の姿勢がもやもやするし、せっかくのお笑い要素もどこかテンポが悪く感じられて、なんだかなかなかのれない。
終盤の「強制退去」についても「
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

超楽しかった!!!!

そしてなんて楽しそうなんだ!!!!

少女邂逅(2017年製作の映画)

3.0

本人たちが実際に自撮りしたものを使ったりして、最初の15分かそこらまでは結構良かったような……でもだんだんしんどくなってしまった、というか飽きてしまった。

生物の先生の立ち位置もよくわからんし、父親
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正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

3.5

ホンサンス祭3作目

誰にとっての正しくて間違えた、なのか。少なくとも劇団ひとり似の髪の流し方がなんかムカツク微妙にだらしない体の監督には、なにひとつ正解が見当たらない。
どっちにしたって監督はアウト
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.9

6/29に1の上映が始まったかと思ったら、Bunkamuraでの2の上映は7/1までだと。かぶるのがたった2日って!どこまでいじわるなスケジュールなのよ。と思っていたらBunkamuraは12月まで改>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.8

スピンオフってことで気楽に観たのが良かったのかな。巷の低スコアにびびってたけど、思いの外楽しめた。
チューバッカとの出会いのシーン、思わず「チューイ!」と叫んでしまった後ろの子どもの気持ちがよく分かる
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.7

赤子の拉致と言えば、本当の家族と再会できたのに簡単にハッピーエンドとはならない辛さがつきものだが、これはさほど暗い雰囲気でないのがありがたい。
「ブリグズビー・ベア」の存在が現実世界にファンタジーをも
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北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイ(2016年製作の映画)

3.5

Filmarks試写会にて。

なんでライバッハが招致されたんだろうと思っていたら、以前から北朝鮮のアーティストや文化人と頻繁にコラボしていた今作の監督やプロデューサーが根回しして実現したものらしい。
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僕らの先にある道(2018年製作の映画)

4.0

Netflix作品。
(サイト上のタイトルは「僕らの先にある道」)

2007年旧正月の大晦日。
帰省客で溢れる列車のなかで出会ったシャオシャオとジエンチン。シャオシャオの夢は家も金もある男と結婚する
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浮草(1959年製作の映画)

4.0

ヴィムヴェンダースや侯孝賢、アキカウリスマキが小津安二郎に影響を受けているという話は見聞きしていたものの、何が小津的なのかは分かっていなかった。そりゃそうだ、観たことなかったんだから。

そう、恥ずか
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ごめんね、ありがとう(2011年製作の映画)

3.7

犬(ラストだけ猫)と結ばれた絆を描く4本のオムニバス映画。
犬を食す文化を持つ韓国ならではの物語もあるが、どれも温かい。
子どものとき以来ペットを飼ったことがないせいか、大体じんわり目頭が熱くなる程度
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

予告観るたんびに泣かされてたから、本編ではそうでもないかもね、なんて思ってたけど、これはやっぱり泣く。

苦境を乗り越えるためのオギーの「楽しい妄想」で泣く。
オギーがジャックと一緒に帰ってきたときの
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.9

アリゾナ州の巨大山火事に立ち向かった20人の熱き男たちの物語。

CGも入っているとは言え、火の表現がダイナミックで恐ろしいほどリアルだった。
湿度3%なんていうカラッカラな状態で風が吹いたら、火がま
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.8

てっきりイスラエルvsパレスチナかと思っていたら、美容室の外で起こっているのはパレスチナ人同士の抗争だった。

女主人はロシアからの移民。そのせいかどことなく冷めている雰囲気で客の会話にも入らない。「
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傀儡(2017年製作の映画)

3.0

いろいろと仕掛けたいのはわかるけど、ひとつひとつの繋げ方が拙いせいで、そのどれもが「こういうのどこかで見たことある」と悪目立ちしているように見える。わざわざドローンで撮ったらしいところも、あまり意味は>>続きを読む

ラヤルの三千夜(2015年製作の映画)

4.0

イスラエルの刑務所に見るパレスチナの現実。

身に覚えのない罪で投獄され、さらには刑務所で出産するという、ラヤルの身に起こった一連のことはもちろん信じがたいことだが、イスラエルの一般の犯罪者とパレスチ
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ALONE/アローン(2016年製作の映画)

3.7

アーミーのギリギリの状態にこちらも100分間ずっと緊張を強いられるのかと思ったら、ベルベルおじさんがいい感じに力を抜いてくれる。
ストーリー展開は途中で読めちゃう分、やや凡庸に感じる。
緊張のピークは
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スパイナル・タップ(1984年製作の映画)

3.9

東京なのにコーベホール!超適当!

お下劣な歌詞とか、ステージ奈落で迷子とか、小っさいストーンヘンジとか、もうバカバカしいったらありゃしない。ずーっとゲラゲラ。
分かる人には分かるパロディは分からなく
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ザ・ビッグハウス(2018年製作の映画)

4.0

ミシガン大アメフトチームウルヴァリンズの本拠地、通称ビッグハウス。10万人が見守る中、見事なスカイダイビングで米軍特殊部隊がスタジアムに降りたつところから映画は始まる。

熱狂が取り巻くスタジアムとそ
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.7

「それから」に続いてホンサンス×キムミニ。
不倫スキャンダルで海外逃亡、そこで新作を撮るという、ただでは転ばない事情はひとまず脇に置いて鑑賞。

土曜初日で半分くらいの入り。
ホンサンス好きの男性グル
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.4

小悪党ゴンスと大悪党チョンミン、ふたりの悪徳刑事が繰り広げる、コメディー、サスペンス、アクション、ホラー、全部入りの韓国アカン警察物語。

もろもろの隠蔽工作が面白すぎる。
やるほうもバカだけど気づか
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M/OTHER(1999年製作の映画)

4.0

飯田橋での諏訪敦彦特集を逃してしまい、もう劇場で観ることはできないかもしれないなと諦めていた。ありがとう早稲田松竹。

バツイチ男とそれなりにバリバリ働いている女。ふたりが同棲する家に、男が息子を連れ
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榎田貿易堂(2017年製作の映画)

3.6

覗く子どもと榎田の会話、そのタブー感に「おっと、これ大丈夫かな」と不安になったが、そのあとはゲラゲラ笑えた。ぬるいのにアップテンポな会話は大好物のやつ。
「珍宝館」まではほんとに楽しかったんだけどなあ
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

3.8

この映画が日本で公開されたのは93年頃だったかと。渋谷や日比谷のミニシアター全盛だった時代、デートでこういう映画を選ぶ私っておしゃれじゃね?みたいな感じで観ていた恥ずかしい過去がよみがえる。

四半世
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