原作好きなので、さしてリサーチもせず見に行ったのだが、エンドロール見てたら声優が無駄に豪華だった。富司純子はすぐわかったけど、稲垣吾郎はわかんなかった…田中泯とか…芦田愛菜さんは相変わらず天才である。
五冊もある長い原作を2時間足らずの映画に詰め込んだので当然端折りすぎで原作知らずに見た人は何が何だかわからんかったのではないか。劇場のエレベーターで「あれは世界征服のために隕石を奪い合ってたみたいな話?」と彼氏に聞いてる彼女がいて「頼むから原作読んでください」と思った。
という感じで、かなり無理はあるものの、原作が漫画にしかできない表現を追求した作品だったとすれば、アニメはアニメならではの表現を追求し部分的にはとても成功していると思う。ただただ時間が足りなかったので、せめて二部作ぐらいだったら、もう少しちゃんと原作に沿った物語になったのかも知れないなぁ…と思う。
スコアは原作関係ない、独立した映画作品としてのポイントを入れたつもり。