原作の3冊分ぐらい？しか進んでないので、これ最後までやるとして何年かかるのか…と思ったけど、よくわかんないダイジェストにせず原作に忠実にやってたので原作ファンは満足なんじゃないかしら。個人的には二百三高地のシーンに手を抜いてなかったとこがよかったです。あそこがちゃちだと、残りも全部シットコムになっちゃうと思うんですよね。あと土方さんは真田広之がいいと思ってたけど舘ひろしもかっこよかったです。
結構CG入れてると思うんだけど、キャラクターの再現度、高かったなぁ。熊ちゃんはちょっと可愛かったけどあれはさすがにホンモノ使うわけにはいかないので許容範囲。鶴見中尉のキショい走り方とかとてもよかったです。
この先どんどん映像化しにくいストーリー展開になっていくので（少なくとも年齢制限入る）ラストまで映像化するのかどうかはわからないけど、続編に期待を抱かせるエンディングもよかったし、壮大な予告編としてすごくよくできてたのでは。少なくともDUNEよりは、原作未読勢も「えっ、続きがみたい」ってなると思いました。
この先、本や漫画は「ストーリー全部網羅した完全映画化やドラマ化じゃないけど、部分的にハイクオリティな映像化をやって、新規を獲得して本や漫画を読ませる」というタイプのパイロット版方式で、プロモーションをやっていく時代なのかも。
