tenjikubotan

ふたりの女王 メアリーとエリザベスのtenjikubotanのレビュー・感想・評価

4.0
日本で言うと安土桃山時代あたり。
洋の東西を問わず過酷な時代。
配偶者を得れば、配偶者に王位を脅かされ、子を産めば子に王位を脅かされるが、
恋愛、結婚、出産を経験し、
そのとおりの失脚の人生を歩んだメアリーと、
自分の王位を脅かすものを排除して、死んだ後の事(後継者)はその時の人が決めればよいと独身で長く王位にいたエリザベス。
どちらも間違ってはいない、
どちらも懸命に自分の人生を生きている。
そして、どちらも哀しい。

私はエリザベス1世が好きで、ケイト・ブランシェットがエリザベスを演じた2作品がとても好きなのですが、
今回、マーゴット・ロビーが演じたエリザベスもまた解釈が違っていて、とても良かった

それと、衣装、いいですね😃
素晴らしいです。

あと、いろんな人種の俳優さんが出ているのが今ドキの映画だなと。

もう一度、じっくり観たい映画です
tenjikubotan

tenjikubotan