2019.11/16
最終盤、メアリーとエリザベスが対峙する密談のシーンめちゃくちゃかっこいい。
弱さを曝け出し受け入れた人間の強さよ。より肝が座った王はエリザベスだった。
反乱500人でもうダメだーって当時のスコットランド王国の常備軍どんだけ人数少ないの？アジアの人間からするとちょっとピンと来ない。
あとメアリーは毅然としてるけど、家臣の態度とか発言から考えても女王の権力がめちゃくちゃ弱くて王様に向かってその口の聞きかかたなんなの？と思った。けどそもそもそういう圧倒的な権力を備えた王侯貴族の華やかな王宮と王と家臣の強烈な序列っていうのが仏ブルボン朝後期のイメージなんだなと。この時代だとまだ円卓みたいなところで膝を突き合わせて政治談義してるから牧歌的なちょっと大きい村の族長会議みたいな感じである。
