わたしがみたなかで、最低最悪の映画
『バジュランギおじさんと小さな迷子』という、やたら評判のいいインド映画を、新宿ピカデリーに観に行った。が、満席で入れず、ちょうど時間的にいいのが『二階堂家物語』。イランの監督が日本で撮ったという情報はあった、アッバス・キアロスタミ『ライクサムワンインラブ』を昨夜見て面白かったので、見てみた。これがひどかった。設定が不自然で、セリフが浮いている。俳優は、一生懸命演じている分、で、何が言いたいの?と突っ込みたくなる。物語はどこに向かっているのか、ただだらだらと続き。わけのわからないうちに終わり。声に出して『なんだこれは!』と、 いうところだった。
それにしても、出来上がりを観た俳優はどう思うのだろう?
エンディングロールで、エグゼクティブ・プロデューサー河瀨直美。「あ」やれやれ、河瀨直美なる人物の映画『殯の森』という最低の映画を観て、この人物の映画は二度と観ないと決めていた。わたしの最低の映画は、『殯の森』と『二階堂家物語』の二本となった。
最後に一言、
『金返せ!!!』