このレビューはネタバレを含みます
会社の上司が、娘の恋人は日本人なら誰でもいいって言ってたことを思い出した。
個人の倫理観は変わるけど、対人の組織の中の倫理観を変えるのって難しいなって思った。尊敬している人でも倫理観が前時代的だと思…
外国人の監督目線で描く、日本のある地方にあるイエの跡継ぎ問題
監督目線のいかにも日本的な風景や家屋が映像美なシーンとして出てくるけど、こういうシーンを入れたかったんだろうなと思うだけ…でも伝統に縛…
名家の跡継ぎ問題。
家系図を大事に保存しているような家。
自然の成り行きまかせとはいかないのね。
息子が亡くなって妻が出て行く事自体が物語っている重圧のようなもの。
1つの事に翻弄され拗れてしまう…
邦画なのに監督が外国人なので意外だなと思った。
つまりこの映画は異国の地から日本の跡取り問題を見つめた中身。
二階堂家は息子の死により後継ぎがいない状況。
このままでは家計が途絶えてしまうため、…
名家の跡継ぎ問題に頭を抱える3世代の家族達の愛と葛藤を描いた物語。
焦りや重圧からか…自身の人生よりも跡継ぎ問題解決の方が大事になっている当主の生き様が哀しくも深い…
理解できるような、できない…
家を継がないとご先祖様に申し訳がたたないっていう価値観はわたし個人にはないし、うちの親にもないし、友達で地主の息子ももはやそんな価値観持ってるひと周囲にいないけど、奈良の旧家はそれを重視してるのね。…
>>続きを読む切ないけど…滑稽
程度の差こそあれ、こうした家柄とか、古い因習に縛られている家は沢山あるような気がする。
そして、男の子が生まれないとか、婿が来ないとか、その「先祖代々」は、ある日突然問題に直面する…
Ⓒ 2018 “二階堂家物語” LDH JAPAN, Emperor Film Production Company Limited, Nara International Film Festival