ひりひりする映画だった。
でも没入したり郷愁を感じたりするにはバックボーンが違いすぎて、自分は大人になりすぎてるのかなあとも。
心配になっちゃうし、子役って大変だな……と端々で思っちゃう。
自分に居場所ができること、恐ろしかった兄を大きく見すぎなくなったこと。
スティーブから見たら大人でも、レイやファックシットたちもじゅうぶん子供なんだよな。
一番、お兄ちゃんのことが心に残った。
子どもの頃自分を放置してた母親が、弟が生まれたとたん真面目になって。
弟とだってどう接すればいいか分からないだろうな。
お兄ちゃんにこそ、いつか安らげる居場所ができてほしい。