A24の作品だとは知らず。パッケージから"aesthetic"が売りの作品かと思ってたら全然それだけじゃなかった。もちろん映像は綺麗。それだけでずーっと見ていられる。しかしなにより彼らの日常が映っているように見えるところがすごく好き。ドラマなんてなくても、誰かの生活はすでにドラマなのよね。だからほんとは事故のシーンとかも、なくてもいいような気がする。それも日常な側面があるのかもしれないけれど。自分と違う場所で、違う人たちと生きている誰かの生活をこうやって覗けることを本当に魅力的に感じる。
みんな良い友達、家族なんだよね。大事なことに気がついているか、いないか、それだけ。そしてそれはいつだって教え合うことができることで。だから私はやはり性善説を信じたいな。
サンバーンみたいに、みんなちょっとずつ背伸びしながらこうやって仲間になっていったんだろうな。なんだか可愛らしい。こういう生活と、vibesと、遊びがなければ生まれ得なかった文化がたくさんあるんだろうな。
