このレビューはネタバレを含みます
観た当時書いた感想メモを発見したのでこっちにも残しておく。
観た時のことを思い出しながら少し付け足しもした。
今でも時々思い出して、あんなに辛かったのにまた観たいなと思う作品。
今まで観た映画の中でも特に辛い内容だった。人によってはトラウマになるんじゃないか……?体調良くない時に観たらそのまま調子崩しそう。
主人公クレアの歌声がとても良かった。オペラ歌手と知って納得。
怯えている様子もしっかり演出していたのに歌声が綺麗だった。歌うシーン以外でもクレアの呼吸が印象的だった。
マンガナの歌も良かった。また聴きたい。
英語以外の聞き慣れない言語の響きが面白くて好きだった。(アイルランド語の空気を含んだ感じ、アボリジニのカタカナっぽいけど不思議な響き)
登場人物がほぼ死んで悲しい。
最後、クレアが将校に「私はあなたのものではない」と言えて良かった。
こう言っていいのかわからないけど最後のシーンは美しかったと思う。